【まいばすけっと】有機栽培原料のほしいもは、”買い”かどうか?

以前セブンイレブンに売っていた2種類の干し芋について書きました。おいしいので数回リピートしていましたが、今度はまいばすけっとで干し芋を見つけました。それならこちらはどんな特徴がありどんな製品か?以前の続編として調べました。

【セブンイレブン】2種類の干し芋、どっちがいい?
先日外出先のセブンイレブンで、昼飯代わりに「干し芋」を買いました。その店舗では2種類の干し芋が置いてあり、一見同じようなものだったので、どちらにしようか迷いました。 後日もう一度食べたいと思...
  • まいばすけっとのほしいもはどんな商品か?
  • コスパはどう?結局買いか?

まいばすけっとの干し芋の特徴

パッケージ

売っていたのは、カットの違いで2種類。

  • 「平切り」
  • 「角切り(スティックタイプ)」

平切りはパッケージ何も記載はありませんでしたが、レシートに「平切り」と表記がありました。スティックタイプはパッケージに「食べやすいスティックタイプ」との記載があり、レシートには「角切り」と出てきました。

原料や栄養成分は同じ。違いは切り方のみ。

こういった配慮は、ユーザーに気分で選ぶ楽しみを与えてくれるいい商法だと思います。個人的には平切りの方が田舎の原風景を思い出させるような雰囲気を感じ「懐かしい」気分になれます。角切りの方が量の調整がしやすく、口に馴染み食べやすさはあります。

↓角切り

製造元

輸入者」のみの記載になっています。「名古屋バナナ加工株式会社」。1952年(昭和27年)創業、古くは1915年から店舗を構えられていた100年以上の老舗。愛知県北名古屋市にある会社。バナナに始まり、輸入果物を中心としたフルーツや野菜の加工卸売業をされてるようです。

名古屋バナナ加工HP

有機栽培「有機JASマーク」

この商品の一番のセールスポイントは有機栽培原料を使用であること。JONA(日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会)から「有機JASマーク」がつけられた商品です。

 

農林水産省の定める有機農業の定義は3つ、

  1. 化学的に合成された肥料及び農薬を使用しない
  2. 遺伝子組換え技術を使用しない
  3. 農業生産に由来する環境への負荷をできる限り低減する

これらの基準をクリアした証。

農林水産省HP「有機農業とは」

スペック

栄養成分

生のさつまいもと比較してみました。

 ほしいも生のさつまいも
 
エネルギー303 kcal127 kcal
たんぱく質3.1g0.9g
脂質0.6g0.5g
炭水化物71.9g33.1g
(糖質)30.3g
(食物繊維)2.8g
食塩相当量0g
(100gあたり)

生のさつまいもと比べると、ほしいもは栄養価が飛躍的に高くなっていることがわかります。乾物の文化は素晴らしいですね。エネルギー源としては優れた食材だと思います。

1袋あたりのカロリーは約167kcal。

商品情報

名称有機ほしいも
原材料名有機さつまいも
賞味期限22.2.20
5ヶ月ほど
原産国名中国

購入日:22.9.10

賞味期限は5ヶ月以上。保存食・非常食用として優秀です。

※購入日逆算なので最低ラインです。もう少し長いと思います。

産地は中国

コスパ

価格(税込)¥106
100gあたり¥193
内容量55g
内容量実測57〜58g

 

ほぼ100円、というわかりやすい単位で買えるのがいいと思います。セブンイレブンのはそこそこの量があり、数人または数回に分けて食べることに向いていましたが、これは食べきりのサイズ感です。

注意書きに「かびやすい食品の為、開封後は3〜4日でお召し上がり…」と記載があります。一食で完食することを想定された商品であることが伺えます。このあたりの考え方も、有機栽培を掲げている商品であるだけに説得力を感じます。フレッシュなまま食べることを推奨している証ですね。

 

本数は、「平切り」が5〜10cm、6mm厚で5枚、「角切り」が5〜10cmで8本ありました。小ぶりで食べやすいと思います。

実食比較

↓平切り

↓角切り

匂い

横に切るタイプの包装。甘〜い匂いがしますが、それほど強く匂ってはきません。

芋というよりも独特の匂いがします。生っぽいというかなんというか…クリーム系のスイーツ系の匂いがします。

甘さ

自然に甘い甘さが伝わってきます。強くはないですが、ハチミツ的なじわっとした甘さを感じます。

後味はさっぱりしています。根の張った甘さなので満足感も感じます。

食感

粘り気が非常に強いです。しっとりとニッチリとしていてグミや餅、あるいは羊羹、もしくはハイチュウのような食感に近く、完熟という感じ。芋というよりは、他の何かに完全に変化してしている状態です。

粘着力で袋の内側にベターっとくっついた状態になってます。1本取り出そうと思っても束になってしまうので、少し取りづらいですね。持った指にもガサッとまとわりつくほど付きます。

かなり柔らかく、食べてる間クチャクチャします。歯に付くくらいですね。「歯科治療剤がとれる場合がある」との注意書きもありました。

この食感も相まって芋ではない何かに昇華された感じですね。悟空がスーパーサイヤ人になった感じでしょうか。個体差はなく、内容全部が同じくらい完熟していました。

温めると…

甘みは少しアップしますがあまり変化はなく感じます。変化の振り幅はセブンイレブンの干し芋より小さいですね。好みではありますが、この商品はスイーツ感が非常に強いのでそのままの方がおすすめです。

例えばオーブンで焼いたり燻製にしたり、調理法を別の方法に変えるとまた他の次元の食べ物に到達するのかもしれません。

 

売っている店舗

セブンイレブンの干し芋は取り扱いのない店舗もありましたので、どの店舗でも取り扱いがあるのか調べるため、念のため近隣の店舗を5件回りましたが、全てで置いてありました。

惣菜横のメッシュパネルに掛かって、平切りと角切りが並んで売られています。

まとめ

一食分の食べきりサイズのスイーツというイメージです。和菓子の一種ですね。ほぼワンコインといった価格も手を出しやすくユーザーに優しく、有機JASマークも付いていて安心できます。

小腹が空いた時、3時のおやつにはピッタリ。ちょっとだけ何か食べたいけどそんなにたくさんは食べたくない…の時も、1袋で170kcal。お腹もふくれてちょうどいい選択肢だと思います。

タイトルとURLをコピーしました